赤身肉の肉エビスです。

赤身肉がブームですが、100%赤身だけを使用したハンバーグを食べたことありますか?

多くの方は、
「ハンバーガーに挟んであるじゃないか!」

と思うかもしれませんが、
私が言う赤身肉ハンバーグとはかなり違いがあります。

実は100%牛肉の赤身肉だけで作るハンバーグの名前を、ステックアッシェと呼びます。

 

ルーツはフランスです。

 

この後で詳しく解説しますがステックアッシェを色んな形に調理して
食べる文化があります。

決してアメリカ型のハンバーグではありません。苦笑

 

日本には星の数ほどのお店がありますが、残念ながら赤身肉100%使用のハンバーグを見たことが有りません。

 

「こんなに美味しいのになんで?」
と思っています。

 

多くの方に赤身肉ハンバーグを知って欲しいので

 

この記事で
なぜ100%赤身肉ハンバーグ(ステックアッシェ)を売っている店が少ないのか
をテーマに解説します。

 

最後まで読まれると食べたくなると思います。笑

 

お腹をグーグー言わせながら読み進めてください。

牛肉赤身ハンバーグよりも混ぜものハンバーグを好む日本

日本人に人気の食べ物の上位3にハンバーグがあります。

しかし。

前章でも解説してますが、海外でいうハンバーグとは似ても似つかない料理なんですよね。

海外では牛肉の赤身肉を利用してハンバーグを食べます。

ちなみに、混ぜもの一切いれません。

純粋に赤身肉と塩だけのシンプルな味付けです。

 

日本人の私たちからすると、柔らかいハンバーグとうよりも、赤身挽肉のステーキと言ったほうがいいかもしれません。

 

赤身挽肉のステーキなので、噛みごたえがあります。

日本のハンバーグと言うと挽肉に混ぜものがはいり、柔らかく仕上げてソースと一緒に食べてます。

 

なぜ、日本と海外はこんなにもハンバーグが違うのでしょうか?

 

日本人は肉を食べる時に柔らかさを求めます。

 

対して、

外国の方々は肉に対して食べごたえパワーを求めます。

 

肉に対して全く認識が違うんです。

 

だから、日本のハンバーグは肉を食べるというよりおでんの練り物のような“つくね”を食べる感覚で食べています。

 

間違っているとはいいませんが、練り物ハンバーグを肉料理にいれるのは、肉の味をごまかす料理といってもいいかもしれませんね。

 

柔らかいハンバーグもいいですが、できれば本物の赤身肉だけを使用した海外スタイルのハンバーグを食べて欲しいと思います。

 

食べ比べると分かりますが、全く違う料理で価格も違うことに驚くでしょう。

牛赤身肉ハンバーグは肉に自信がないとできない

牛赤身肉を使ったハンバーグは肉の質に自信がないと美味しくありません。

 

混ぜ物ハンバーグと違い、肉の味わいがストレートにでます。

 

乱暴な言い方をすると。

サイコロステーキを細かくして、ひとまとめにして焼き上げた料理なので、肉の良さが味の決め手になるんです。

 

商売柄、多くの大衆飲食店では肉の味わいをゴマかす為に肉以外の練り物ハンバーグにして安く提供してます。

 

確かに価格面でいうと、肉ばかりなので高額になります。

ハンバーグ=安い

 

こんなイメージになってしまっているので、日本で牛赤身肉100%のハンバーグを売ろうと思うと苦戦してしまうんです。

 

国内の赤身肉や牛肉を長年扱っている私としては、すこし残念に思います。

 

機会があれば、食べて欲しいですね。

和牛赤身牛肉だけハンバーグを作るとどうなるか

和牛赤身肉だけでハンバーグを作ると高額になることは理解できると思いますが、味わいや風味も別次元になります。

 

以前、作った時は。

 

あか牛や短角、黒毛などを混ぜ込み、牛脂を少し加えます。

 

ぶっちゃけ、生でも食べれるくらいの鮮度があるので、半生でも食べれるレベルです。

※日本では半生のハンバーグを販売できないようですね。

 

過去に数回、弊社の会員様限定で販売したら即売しました。

 

感想をお伺いしたところ、多くの喜びのお声をいただきました。

 

素材がよいとハンバーグは旨い!といってましたね。笑

 

もし。

 

身近にそのような材料があるなら作ってみてください。

 

想像以上の旨さに驚くでしょう。

ステックアッシェ(赤身肉ハンバーグ)はフランスでは日常食

ステックアッシェっていう料理は、フランスの伝統的な日常食です。

 

日本人から見ると、赤身肉ハンバーグステーキといったところかな。

 

ステックアッシェの食べ方として一般的なのは、半生に焼いてから
ディジョンマスタードをたっぷり付けて、フレンチフライと共に食す。

 

パリにあるブラッスリー、ビストロではどこの店でも置いてある
オーソドックスな料理なんですよ。

 

フランス各地には地方の特産物をつかった、ステックアッシェの料理があります。

 

有名なところでフランスオーベルニュ地方の食べ方は、野菜や生クリームと一緒にステックアッシェを軽く煮込みチーズやバターを加えて、コッテリした味付けた料理があるんです。

 

「重そうだな」

「太りそうだな」

 

と思うかもしれないですが、寒いエリアでのこの料理はとても栄養価が高くパワーの源のような料理なんですよ。

 

ステックアッシェのアレンジとしては、牛赤身肉の挽肉にケッパーやパセリなどを加えると違う風味になり美味しいです。

 

もちろん

そのままグリルしても美味しい!

 

多くの方に食べて欲しい料理です。

まとめ

なぜ100%赤身肉ハンバーグ(ステックアッシェ)を売っている店が少ないのか

について解説しましたがいかがでしたか?

 

ハンバーグに対して少し認識が変わったと思います。

 

フランス流のハンバーグステーキ(ステックアッシェ)は肉好きのあなたには、日常的に食べて欲しい料理です。

 

食べたい方がいましたらぜひご連絡ください。

 

お問い合わせ次第で、商品化を考えるかもしれません。

最後までお読みいただきありがとうございました。