放牧と牛舎

 

熊本県に降り立ち
空港から車で1時間走ると・・・

 

阿蘇山の麓の道路を走ります。

 

道路の両脇を見ると
本来は山のはずが一面緑の世界が
広がります。

 

緑が綺麗な山です。

木はほとんどありません。

 

実は人間の手によって
木が生えている山ではなく

草が生え並ぶ山というか丘に
なっているのです。

実はこの山というか丘こそが
あか毛和牛を飼育している
牧場なのです。

 

 

 

 

広大な敷地にには車で走っていると
牛たちが見えてきます。

 

ゆっくりノンビリと牧草を食べて
います。

 

絵に描いたような牧場です。

 

緑色がこんなにある牧場を見たことがないくらい綺麗です。

 

そんな場所で大切に育てられている牛だからこそ
和牛を名乗れるのかもしれません。

 

この牧場には道路に牛が出てこないように
有刺鉄線が引かれています。

 

そしてこの牧場は幾つかの生産農家さんたちが
何人か集まりグループを作って
農場を管理しているそうです。

 

野焼きと呼ばれる山を焼くことで
この景観が保たれています。

 

現地に実際に訪れると分かるんですが
とにかく整備されています。

 

牧場には木と呼べるものが
ほんの少しだけしかありません。

 

あとは牛が食べる草で埋め尽くされています。

 

きっと牛にとって一番の幸せなんだと
思いました。

 

あか毛和牛がいっぱい

次に牛舎を訪れました。

通常、牛舎と聞くとあまりいいイメージがないと思います。

 

狭いゲージの中に牛を入れられて
顔だけなんとか出せるスペースがあり
そこから餌だけ与えられる・・・

 

私たちが訪れた牛舎は
上記のような設備ではあったものの
狭いゲージというか広々とした
ゲージで飼われていました。

 

広さがあるので
牛は軽い運動ができます。

*カメラを向けると近寄ってきます。

 

そこには仔牛もいました。

 

 

今書いている農家さんは
繁殖と肥育両方を行っている方です。

 

牛舎は肥育を主にしているそうです。

 

 

広大な牧場での生活

 

私たちが訪れた牧場には
あか毛和牛の他、黒毛和牛
育てていました。

 

私は不思議に思い
同じ牛同士で交配しない。のか?
と聞いた所。

 

実は牧場にいる牛は全て雌牛だそうです。

 

だから異なる種類の牛を同じように
放牧しても交わることはないそうです。

 

そして牧場にいる牛ですが
朝日が昇り昼間だけ牧場にいて
夜は牛舎に戻されると
思っていたんですが、
どうやら違うようです。

 

一度牧場に放したあか毛和牛たちは
ある時期にならないと牛舎には
戻さないそうです。

 

ある時期というのは繁殖時期と言っていました。

 

ではそれでは夜は牛たちはどうしているのか・・というと

牧場にずっといます。

 

昼も夜も雨の日も牧場で放し飼い
されています。

 

なので、牛達・・・つまりあか毛和牛黒毛和牛
同士で固まり群れを作ります。

 

大体一つの群れで6頭から10頭
で群れを作るそうです。

 

群れを作るということはそのボス
いわゆるリーダー牛という存在ができて
そのリーダーを先頭に牧場内で
生活をするそうです。

 

朝や昼間は草をムシャムシャと食べ続け
草むらで居眠りをしています。

 

夜になると自分たちの身を隠すために
牧場内で少ない木の下で寝たり

谷のような場所で休むそうです。

 

この話を聞いただけでも
あか牛達にとって牛の楽園ですよね。

 

ぜひ熊本県阿蘇に行ったら
ぜひ見てくださいね。

 

あか毛和牛と共に生きる人々