こんにちは
小林です。

フランスでは、特に夏に食べるサラダがあります。

 

そのサラダとローストポーク、ワインの組み合わせで
自宅で食事を楽しんでいます。

 

最近はスーパーマルシェでも売られていて
凄いのはBIOマークが入っていて通常よりも
グレードアップして売られています。

 

日本では有機栽培の野菜がクローズアップしていますが、
それより前にアメリカ、フランスなどでは注目されていました。

今日はタブレという料理を紹介していきます。

タブレに使う材料で特徴的なものは
クスクスといってデュラムセモリナ粉
で作られた材料を使うところです。

 

そのクスクス自体が北アフリカで食べられていて
そのクスクスをサラダに仕立てたのが
今回、あなたにご紹介する
タブレという料理です。

 

私は夏になると食べたくなる料理です。
色々と作り方はあるのですが
私の作り方を説明していきます。

 

その前にクスクスというものを
見たことや聞いたことがないという事も
あるので、よりあなたの理解度を深めるために
クスクスについて説明していきます。

 

実はクスクスというものは現地フランスやモロッコ
などでは料理の事を指しています。

 

ちなみにフランスではスムールといいます。

スムール(スムル)とは粗挽きの小麦粉や
粗い物に使われる言葉です。

余談ですが、フランス語ではグラニュー糖も
2通り呼び方があります。

片方はシュクレ・アン・プードル
もう片方はシュクレ・スムール
と呼んでいます。

違いは粒子の粗さです。
粒子が細かいほうはシュクレ・アン・プードルといい。

粒子が粗いほうはシュクレ・スムールといいます。

つまり粗い小麦粉も同じ意味を指しています。

話を戻しますと、このスムルはデュラム小麦粉で作ると
お伝えしたと思います。

 

その小麦粉に少量の水を吸水させてボールにいれて
手で混ぜていきます。

 

そうすると始めボソボソだったのが荒く球状にまとまってきます。
まだこの時は形が不揃いです。さらによく混ぜていくと均一に
つぶつぶの形状ができてきます。

 

これを陰干しにして乾燥させたものがクスクス(スムル)といいます。

 

料理作りがや食に興味のあるあなたはある事に気付いたと思います。

 

そうなんです!

 

私たちが知っているパスタと同じ材料なのです。

 

つまりタブレは、日本でいうサラダパスタみたいな
カテゴリーとでもいいましょうか、、、

 

かなり馴染みのある味ということがこれで
わかったと思います。

 

さて、説明が長くなりましたが
まずは材料から、、、

・スムル
・水
・極上オリーブオイル
・ズッキーニ
・なす
・赤タマネギ
・トマト
・グリンピース(無くてもよい)
・レモン
・極上オリーブオイル
・ミントの葉

以上です。

ステップ1スムルをボールに入れて
                            塩,オリーブオイルを入れて、
                           スムルと同量のお湯を注ぎラップで
                           蓋をしてスムルを戻す。

 

ステップ2:ズッキーニと茄子はソテーして火を通しておく

 

ステップ3:グリンピースを下ゆでして水気を切っておく。

 

ステップ4:赤タマネギはみじん切り、
                             トマトはダイス
                              ステップ1で火を通した
                              野菜はスライスしておく。

 

ステップ5:レモンを絞りレモン汁の2倍量の
                               極上オリーブオイルを
                               混ぜ合わせ味を整える。

ステップ6:スムルがふやけてくっついているので
                             フォークでほぐし、
                             野菜類を全て加える。

 

ステップ7:更にミントの葉を加えて、
                              ステップ5で
                               作ったドレッシングを
                              合わせます。

 

これで、出来上がりです。

 

このタブレと白ワインやロゼワインを合わせると
より美味しくなります。

 

是非、挑戦してください。

 

絶妙な火入れ贅沢な技術