赤身肉専門「QUNIOMI」クニオミです。

 

多くの方はステーキといわれて
真っ先に思い浮かべるのは、
牛肉のステーキだと思います。

 

ステーキとしての材料は
牛肉だけでありません。

 

鶏肉も立派なステーキやメイン料理に
なります。

「肉を食べたい!」
と思い。

 

毎回、牛肉ばかりだと飽きてしまいますし
たまには違う料理を食べたくなると思います。

 

そこで、今回は趣向を変えて
鶏の胸肉を用いたステーキ
(激ウマのチキンステーキ)
をご紹介します。

 

チキンステーキの火入れは難しかった

チキンステーキは牛肉などの赤身肉ステーキと違い
火入れは少しだけ難しくコツがいります。

 

きっと、こんな経験があると思います。

スーパーで見つけた鶏肉を焼いて食べたいと思い
おうちで調理したら、火を入れすぎてしまい
肉がパサパサになってしまった。

 

誰もが一度は経験することです。

 

鶏肉は肉の中でも人気があります。

 

家庭などで手に入れやすい価格です。

 

安定した品質の肉が多いので
食べる機会が多いと思います。

 

様々な調理方法があり作るときに
どれを作ろうか迷うほどの
バリエーションが豊かな食材です。

 

鶏肉は手軽に手に入れられますが
ゼロから焼くとなると
とても難しい食材へと変貌します。

 

牛肉は赤身で極端な話。

 

ステーキの中心部まで火を入れなくても
食べることができます。

 

鶏肉は白身のためステーキにしても
中心部まで火を入れないと
食べることができません。

 

このようなこともあり
鶏肉を食べる時。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
肉に火が入っていない

お腹を壊す
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

と、必要以上に気になってしまい。

調理をする側もしっかり火を
いれようとします。

 

しつこいようですが。

 

鶏肉は前述したとおり
火入れがとても難しい食材です。

 

強く火を入れると鶏肉の身が縮んでしまいますし、
肉の内部にある旨味成分をたっぷり含んだ
肉汁も蒸発してしてしまいます。

 

スーパーなどでは買おうとすれば
すぐに手に入れる事はできるけど
鶏肉を焼くとなるととても難易度が高いお肉
ということを知っておいてください。

 

日本人好みのモモ肉と胸肉

日本人は鶏肉と言うと
モモ肉を好んで食す傾向があります。

 

鶏肉を使う人気のある料理の8割以上がモモ肉
を使っている料理ばかりです。

 

それだけ慣れ親しんでいるので
仕方がないと思いますが…

 

世界的に見てみると
モモ肉だけをこんなに好んで食す国は
日本だけなんですよ!

 

欧米諸国やアジア圏などでも鶏肉を食しますが
人気のある部位は胸肉です。

 

最近、健康ブームになり
ダイエット食として胸肉を
好んで食べる方が増えました。

 

なぜ、モモ肉のほうが日本では
人気があるのかですが
実は火の入れ方にあります。

 

胸肉は火を入れすぎると、
肉がパサパサになり味気なくなります

 

それに対してモモ肉の方は同じように
火を入れすぎても胸肉のような
パサパサした味わいにはなりません。

 

大きく胸肉とモモ肉を分けて考えると
このような違いがあります。

 

胸肉は特に火の入れ方がデリケートです。

 

なので、日本では中々
積極的に食す機会がなかったのかも
しれませんね。

 

胸肉は立派なチキンステーキとなる

こんなに火の入れ方が難しいのに
胸肉がチキンステーキなるの?

と疑問を持つかも知れませんが、
鶏胸肉のステーキはとても美味しいので
ぜひ作って食べてみてください。

 

ステーキと言っても
アメリカ式の牛肉ステーキのように
“強火”を使って火を入れることはしません。

 

あくまでもソフトに火入れをします。

 

家庭向きにできますので
安心して下さい。

 

それではご紹介します。

 

鶏胸肉を準備する

骨付きの胸肉があればベストなのですが、
今回は鶏胸肉の正肉と呼ばれる骨のない胸肉
使用しています。

 

胸肉の厚さを均一にする

胸肉の内側に包丁を入れて平らになるように開きます。

ここが難しいかもしれませんが
美味しいチキンステーキには必要です。

開く時は切り離さないことと、
肉の厚さには十分注意してください。

この写真では2.6センチでした。

最低このくらいの厚さがないとステーキとは呼べません。

それにチキンステーキが薄焼きの焼き肉のように
なってしまうと肉に火が入りすぎて
パサパサになりやすくなります。

胸肉を買うときは十分に胸肉に厚みある状態の肉
を選んだほうがいいでしょう。

 

チキンステーキに小麦粉をつける

開いて十分厚さがある胸肉に塩コショウで味を付けます。

それから小麦粉を両面に付けてフライパンで

焼き上げていきます。

使用する小麦粉ですが、できれば薄力粉は使用しないでください。

薄力粉をまぶして焼いてもカリッと下仕上がりにならないです

薄力粉は肉から出てきた肉汁を全て吸ってしまいます。

ステーキの醍醐味は肉の旨味を内部に閉じ込めて焼き上げること
にあります。

ですから、できれば薄力粉以外を使用してください。
(ベストは写真に写っているカメリア粉「強力粉」です)

 

うまいチキンステーキは火の通し方にコツが有る

軽く熱したフライパンに油をしき、粉をまぶした
鶏胸肉を皮面が下になるように焼いていきます。

火力に注意してください
火力は弱火または弱中火です。

これ以上強い火力にしてしまうと肉が固くなってしまいます。

軽くジューと音が静かにする程度で十分です。

途中で火入れが均等に行き渡るように
アルミホイルを被しながら焼き上げます。

焼くのは片面で十分

火が入り始めると少しづつ肉汁が滲んできます。

滲んできたらひっくり返し裏面も焼きますが

必要以上に焼く必要はありません。

肉汁が出ないようにするだけで十分です。

ステーキは休ませるが基本

しばらくホイルなどに包み休ませておきます。

鶏胸肉の火の入れ方はあくまでも
ソフトにするように心がけてください。

お皿に盛り付けてカリカリチキンステーキが完成

今回はアジア風のステーキに仕上げました。

 

スィートチリソースとキノコを入れたソースをあわせています。

 

鶏胸肉のステーキは想像以上に旨い!

 

この方法で食べてみると分かりますが、
鶏胸肉のステーキは牛肉のステーキにも
引けを取らないステーキです。

 

何度も述べて恐縮ですが、鶏胸肉を上手に
美味しく食すポイントは火入れにあります。

 

あとは好みのソースをかけたり
ここでご紹介したアジア風のステーキに
してもいいと思います。

 

鶏の胸肉はスーパーなどで
簡単に安く手に入る食材です。

 

ぜひやってみてくださいね!

最後までお読みいただき

ありがとうございました。