和牛赤身肉専門クニオミです。
あなたは赤身の肉に興味がありますか?
スーパーや肉の卸問屋では盛んに
『グラスフェッドビーフあります。』
『放牧牛は健康にいいですよ!』
『赤身が強いから美味しいです。』
・・・などと販売していますよね。
スーパーなどでもステーキ用の赤身肉が
販売されています。
赤身好きな人にとってはだいぶ
手に届きやすい肉になりましたね。
なかには安全な国産がいい!と思い
良質なグラスフェッドビーフを
探している人もいると思います。
実は残念なお知らせを始めにしなければ
なりません。
国内で飼育されている牛肉は
グラスフェッドビーフと呼べる牛は
「ほぼいない」です。
放牧地の確保や牛の安全の問題、
監視する人の手配などがあって
完全100%グラスフェッドは
難しいようです。
ということは、世の中で「グラスフェッドビーフ」
として販売されているのは外国産ばかり
となります。
確かに、国産の牛肉と比べて安価なので
使いやすいかもしれませんが、一方では
肉が“美味しくない”、“硬い”などの声も
多くお聞きしています。
このページでは赤身が強すぎる
グラスフェッドビーフを食べていけない
理由を説明します。
(その1)グラスフェッドの赤身を食べると他の肉が食べれなくなってしまう
あなたに質問があります。
販売価格を度外視して
外国産のグラスフェッドビーフと
国内で飼育された赤身の牛肉。
どちらの肉を食べたいと思いますか?
このようにお聞きすると
8割以上、いや10割に近い方が口を揃えて。
『やっぱり、国産の赤身肉の方がいいです。」
と答えられます。
どうして外国産のグラスフェッドビーフばかり
注目されてしまうのでしょう。
味や肉の硬さで肉を選んでいないとすれば
考えられることは価格しかありません。
今は、グラスフェッドビーフが幸い
肉の味や硬さなどが日本人の舌に
認められていないからいいかもしれませんが
もし…。
今後。外国産のグラスフェッドビーフの品質が
向上してきたら…と思うとゾッとしてきます。
ステーキとして食べる分には
国内産、外国産どちらでも良いと思います。
しかし。
外国産の赤身肉が主流に
なりすぎるのもどうなのか?
と感じてしまうのは私だけでしょうか。
お肉が好きなあなたは価格だけで肉の良し悪しを
決めるようになって欲しくありません。
あくまでも、お肉の味や個性などを大事にして
欲しいと思います。
なので、上手な使い分けをした方が良い
と思います。
例えばこんな使い分けをしたらどうでしょう。
安価な料理の場合は外国産。
ここぞ!というときは国内産。
何れにしても価格で見る
コストパフォーマンスだけを優先してしまうと
外国産の赤身から戻れなくなるので
注意が必要です。
安いには安いなりの理由がある。
こう思った方が良さそうです。
(その2)グラスフェッドの肉を食べすぎると痩せすぎて困る
これから話すことは「肉の味」に関しては
置いて読み進めてください。
グラスフェッドビーフを食べると
健康に良い、食べれば食べるほど痩せていく。
という声をどこかで聞いたことないですか?
まぁ、毎日、赤身肉を食べるのは
極端すぎるように思いますがグラスフェッドビーフ
を食べると、減量、美容、脳機能の改善、がんや
糖尿病の予防や改善に効果があると言われています。
肉自身が持つパワーで言えば
グラスフェッドよりもグレインフェッドで
育てた方があります。
しかし、牧草を食べ続けることで、牛にとって
環境の良い育て方をしている
グラスフェッドビーフの方が体にかかる
ストレスが少ないのは当然なのかもしれません。
では、赤身肉がなぜ食べると痩せていくのか?
ですが「オメガ3」という良質な資質を
含んでいるからです。
オメガ3はDHA(ドコサヘキサエン酸)、
EPA(イコサペンタエン酸)は中性脂肪や
悪玉コレステロール値を下げつつ体内の血流を
良くして代謝を上げるので美肌効果も
抜群にあります。
肉を食べて痩せていく、と言われる成分は
「共役リノール酸」と「カルニチン」が含まれているので
赤身肉を食べて運動をすると体内の
脂肪を燃焼する働きがあると言われています。
これだけ栄養的には「痩せる要素」が含まれているので
赤身肉を食べると痩せる、と言われています。
そして忘れてならない栄養素が良質なタンパク質です。
タンパク質は人間の筋肉を形成するために
必要な栄養素です。
タンパク質が不足してくると筋肉が減り
体の代謝が落ちてくるので結果的に
太りやすい体になっていきます。
赤身の肉にはもともと豊富なタンパク質を
多く含んでいるので、食べれば食べるほど体内に
タンパク質が蓄積していきます。
あとは定期的な運動をすれば上手に痩せながら
筋肉質な体にすることができるというわけです。
ただ、私的に気になることがありました。
これだけ「痩せる、体に良い!」と外国産の
グラスフェッドビーフが騒がれているのに
私たちよりも毎日肉を食べている外国人で
痩せている人が少ないのはなぜでしょうね。
(その3)グラスフェッドの赤身肉を食べると歯が鍛えられる
赤身肉の中でも脂質が極端に少ない
グラスフェッドビーフをステーキにして食べると
「肉を噛みすぎて顎が疲れた。」
という経験はありませんか?
そう・・・・。
赤身肉の火入れが足らなすぎると
歯では噛み切れなくなるときがあるんですよね。
例えば、同じ赤身の肉でも100%グラスフェッドで
育てた肉ではなく、少しグレインフェッドで育てた
赤身肉ならどうでしょう。
グレインフェッドで育てるので、お肉自体に
味わいがあります。
たとえステーキを口に入れたとしても
その肉が噛み切れるまでしっかりと
味が残っています。
なので、その口に入れた赤身肉を
食べ飽きることはありません。
反対に「100%グラスフェッド」で育てた
牛肉ならどうでしょう。
肉が硬いのは当たり前として少し半ナマ程度に
火入れしたステーキ肉を口に入れて食べると
すぐに肉の味わいがなくなり肉を噛み切るまでに
味の抜けたガムのようになります。
だから、それを覆い隠そうとしてソース
があるわけなんですが…。
もし、健康に良い、からという理由だけで
赤身肉を食べていたとしたら結局は…。
ソースに高カロリーのものが多いので、
カロリーがグレインフェッドビーフを同じか
下手したら、それ以上になってしまいますよね。
もしそれでも、グラスフェッドを食べたい、
と思うならば顎が鍛えられるのを覚悟で
食べた方が良さそうです。
グラスフェッドステーキの魅力に惚れてしまい他の肉が食べれなくなる
いかがでしたか?
グラスフェッドビーフステーキを
様々な視点で切り込んでみました。
覚えて欲しいのは、グラスフェッドビーフがいいとか
悪いではなく、この肉を美味しく食べるには
「どうしたら美味しく食べることができる」のだろう。
と考えた方が、食事の楽しみが増えていきます。
私自身も国内産の牛肉だけではなく
外国産の牛肉も食べますが、
その時にいつも考えることがあります。
「このお肉の個性はどこなのか?」
を先に考えてからステーキの焼き加減や
味付けを調節するように心がけています。
前述したように外国産グラスフェッドビーフは痩せる
とだけでは食べない方が良いように思います。
だって。
散々、『グラスフェッドビーフが美味しい!!』
といっている人たちが
全然痩せてないじゃないですか!
肉をたくさん食べているであろう本人が
痩せていないのは説得力がなさすぎです。
それでもグラスフェッドが食べたければ
ぜひとも実際にステーキにして食べてみてください。
外国産の中では、ニュージーランド産が
個人的にはいいのではないかと思います。
オススメの食べ方は、岩塩とブラックペッパーを
振りかけてのステーキです。
レモンと極上オリーブオイルをかけて
食べてみてもさっぱりと肉の旨味を味わえます。
ですが、やはり国内産の赤身肉がいい!
という方もいることと思います。
最初にお伝えしたように、
国内で飼育されている牛肉には
グラスフェッドビーフと呼べる牛が
「ほぼいない」状態です。
放牧地の確保や牛の安全の問題、
監視する人の手配などがあって
完全100%グラスフェッドは
難しいようです。
100%ではなくても
脂ギトギトの黒毛和牛とは違う、
赤身が主体になっている健康的な
肉質の赤毛和牛や短角牛などもいます。
国内産の魅力は
「誰がその牛の面倒を見ているのか?」
一目でわかることです。
国内産の赤身肉の中でも抜群の旨さがあるので
一度は試しても見てもいいかもしれません。
あなたの好みや用途に応じて選んでみてください。
それでは!
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