自宅に常備したい!美味しく日持ちする鶏胸肉のハムの作り方アレレシピ

肉エビスです、

 

自宅で肉料理を作るとき、常備しておいた方が良い肉料理があります。

 

忙しい毎日の中で、「簡単に調理できて、美味しく長持ちする肉料理が欲しい!」と思ったことはありませんか?

 

そこでおすすめしたいのが、手軽に作れて保存が効く「鶏胸肉のハム」です。

 

市販のハムも便利ではありますが、防腐剤や保存料などの添加物が多く、火入れが強すぎてパサつきが気になるものも少なくありません。

 

味付けは色々と合ってバリエーションがあるように見えますが、それらも全て薬品まみれです。

 

しかし、この記事でご紹介する自家製の鶏胸肉ハムなら、鶏肉本来のジューシーさを保ちながら美味しく長持ちします。

 

サラダのトッピングや、サンドイッチの具材としても活用できる、万能アイテムです。

 

今回、ご紹介するのは1回作れば1週間以上は保存でき、肉のジューシー感も損なわないので、様々な料理にすることができます。

 

もちろん、そのままスライスしてサラダの具材にすることもできます。

 

最後までお読みになれば、今すぐ鶏胸肉を買いたくなると思います。それでは始めていきます。

鶏胸肉ハムの魅力とは?

鶏胸肉ハムの最大の魅力は、なんといっても「手軽に作れて日持ちすること」です。

 

加えて、鶏胸肉はもも肉に比べて脂肪が少なく、タンパク質が豊富

 

価格も比較的リーズナブルなので、食費の節約にもなります。

 

ハムにすることでより保存性が高まり、数日間、冷蔵庫に保存しても風味が落ちにくくなります。

 

日本では鶏のもも肉が人気ですが、海外では鶏胸肉が主流。

 

鶏胸肉のハムの魅力を一言で言うと、日本ではとてもコストパフォーマンスの良い部位です。

 

なぜなら、同じ鶏肉のもも肉と比べると価格も安価でいて、タンパク質も多く含み油脂分も少ないので、ヘルシーでいながら栄養価の高い肉だからです。

 

日本は鶏肉の人気部位がもも肉です。

 

実は世界的に見て稀なケースで、多くの国で鶏肉は食べられますが一番人気部位は胸肉なんですよ。

 

だから、スーパーとかを覗くと胸肉は投げるような価格で売られているにも関わらず、もも肉は割高で売られてます。

 

牛肉も同じですが、人気部位とそうでない部位の差が大きいと、人気部位を値上げして販売する傾向があります。

 

考えてみると納得しますが、鳥も牛も部位で生きているわけではないので、必ず不人気部位が出てくるものです。

 

鶏肉に関してはそれが胸肉なので、売れないと困るので比較的安価で販売する代わりに、もも肉にその分を上乗せして販売しています。

 

前述しましたが世界的に見ても、もも肉を好む人種は珍しいので、肉好きのあなたには是非ともこの機会に、美味しい鶏胸肉を食べてほしいと思ってます。

 鶏胸肉ハムの基本情報と栄養価


鶏胸肉は、もも肉と比べて以下のような特徴があります。

 

低脂肪・高タンパク質:筋肉をつけたい方や、ダイエット中の方には理想的な食材です。

 

低カロリー:同量のもも肉や豚肉、牛肉と比べてカロリーが低いため、健康志向の方におすすめです。

 

栄養価:ビタミンB群やナイアシンが豊富に含まれており、代謝の促進や疲労回復に役立ちます。

 

鶏胸肉ハムにすることで、これらの栄養価をキープしながら、食べやすく保存性もアップします。

 

サラダやサンドイッチに使えば、バランスの良い食事が手軽に実現します。

市販ハムと自家製ハムの違い


市販されているハムは、保存性を高めるために多くの防腐剤や添加物が使われていることが多いです。

 

また、長期間保存ができるように火入れも強めに行われているため、パサつきが気になる場合があります。

 

自家製ハムの場合、こうした添加物は不要で、低温でじっくりと火を通すことで、ジューシーさを残しながら美味しさを保つことができます。

 

自家製の鶏胸肉ハムは、シンプルな調味料のみで作られるため、素材の旨みが感じられる本格的な味わいを楽しむことができます。

 

余計なものを使わないので、食の安全性や健康にも配慮でき、家族みんなで安心して食べられる一品です。

鶏胸肉の選び方と保存方法


美味しい鶏胸肉ハムを作るためには、まず新鮮な鶏胸肉を選ぶことが大切です。以下のポイントに注意して選びましょう。

 

鶏肉の選び方

色が赤みを帯びていないもの:鶏胸肉は白身肉であるため、赤みがかかっていると鮮度が落ちている可能性があります。

ドリップが少ないもの:肉から出る水分(ドリップ)が多いと、鮮度が低いことが多いため、なるべく少ないものを選びます。

購入した鶏胸肉はすぐにハムに加工するか、使用しない場合は冷凍保存しておくとよいでしょう。

 

冷凍する場合は、ラップでしっかりと包んで空気を遮断し、冷凍焼けを防ぎます。

自家製鶏胸肉ハムの作り方(詳細な手順とポイント)


それでは、具体的な鶏胸肉ハムの作り方を解説していきます。

 

自宅で簡単にできるレシピですので、ぜひチャレンジしてみてください。

材料
水:1250cc
岩塩:15g
塩:75g
ローリエ:1枚
ジュニパーベリー:5粒
白粒胡椒:7粒
タイム:1枝

実際の作り方

1)マリネ液を作る

鍋に水と調味料(岩塩、塩、ローリエ、ジュニパーベリー、白粒胡椒、タイム)をすべて入れ、一度沸騰させます。

 

2粗熱を取る

沸騰したら火を止め、蓋をして粗熱を取ります。完全に冷めるまで待ちます。

 

3)鶏胸肉を漬け込む

冷めたマリネ液に鶏胸肉を入れ、液体がしっかり肉に浸るようにします。

 

必要であればラップなどで覆い、冷蔵庫で5〜7日間漬け込みます。漬け込む時間は、肉の厚さやお好みによって調整してください。

 

4)塩抜きと火入れ

漬け込んだ肉を取り出し、水で洗います。塩味が強すぎる場合は、真水につけて塩抜きを行いましょう。

 

その後、別の鍋に水を沸かし、表面を洗った鶏胸肉を静かに入れ、沸騰させずに88℃程度を保ちながら火入れします。

 

12〜20分ほど火を通したら、予熱でゆっくりと中心まで火を通します。

 

5)冷却と保存

火入れが完了したら、冷蔵庫で冷ましながら保存します。

マリネ液ごと保存すると、風味が保たれます。

 

保存方法と注意点


保存は、マリネ液に浸したまま保存容器に入れ、冷蔵庫で保管することをおすすめします。

 

液体には鶏肉の旨味が溶け込んでいるため、料理のスープとしても活用できます。

 

保存する際は、直接手で触れないように注意しましょう。

 

細菌の混入を防ぐため、箸やフォークを使って取り出し、使用する分だけをカットして残りは液体に戻しておきます。

 

この方法を徹底するだけで、1週間以上日持ちさせることが可能です。

鶏胸肉ハムを使ったおすすめアレンジレシピ


鶏胸肉ハムはそのままでも美味しく、サラダやサンドイッチの具材としても大活躍しますが、ここでは少し手の込んだアレンジレシピをご紹介します。

 

これで毎日の食卓がさらに楽しくなること間違いなしです。

鶏胸肉ハムのキューバサンド

材料(2人分)

バケット(またはライ麦パン)
鶏胸肉ハム
シュレッドチーズ
サワークラウト(キャベツの酢漬けがなければピクルスで代用可)
キャラウェイシード
バター
ディジョンマスタード

作り方

バケットを縦に半分に切り、バターとマスタードを塗ります。サワークラウト、チーズ、鶏胸肉ハムを挟みます。

 

フライパンに重しを載せ、パンがカリッと焼けるまで加熱します。(網焼きできるならベスト)

 

フランス風の具だくさんサラダ

材料

お好きなサラダ用野菜(葉物やトマト)
鶏胸肉ハム
キノコのソテー
キャロットラペ
市販のソーセージ

(ドレッシング)
レモン汁:40cc
ホワイトバルサミコ酢:20cc
オリーブオイル:100cc
塩・胡椒:少々

作り方

野菜をよく洗い、葉物は水気を切ります。

 

鶏胸肉ハムをスライスし、キャロットラペやソーセージをトッピング。特製レモンドレッシングをかければ完成です。

まとめ


この記事では、鶏胸肉ハムの魅力とその作り方、さらにアレンジレシピについて解説しました。

 

手軽に作れる自家製鶏胸肉ハムは、保存性が高く日々の料理に便利な食材です。

 

市販のハムとは異なり、余計な添加物を使用せず、家庭で作るからこそ味わえるジューシーさと安心感があります。

 

ぜひこの機会に、手作りの鶏胸肉ハムを取り入れ、毎日の料理のバリエーションを増やしてみてください!