和牛赤身肉専門の肉エビスです。
牛肉の最高級部位といわれてるサーロインとヒレ肉、どちらが好きですか?
赤身肉の旨味や柔らかさヘルシーさを求めるならヒレ肉でしょう。
サーロインは腰に位置してる肉の部位のため、肉厚でありながら柔らかい身質が特徴です。
このページでは
サーロインとヒレ、どっちがあなたにぴったり?フルガイド版
として解説していきます。
このページを読み終わる頃には、サーロインについて詳しくなっているでしょう。
サーロインとは
サーロインは牛一頭から僅かしか取れない希少価値の高い部位であり、特徴は肉本来の旨味を感じることができます。
高級焼肉の一品として、またステーキの主役としてメニューに載ることが多いです。
サーロインの肉質は柔らかく、ジューシーな旨味と程よい歯ごたえがあり、世界中のグルメがその美味しさを認めています。
名前の由来はフランス語の”Sur”(上)と”Loine”(腰)を組み合わせたものという説と、イギリス由来の説があります。
どちらの説も共通しているのが、王様や貴族などが関連していることです。
当時でもサーロインは地位の高い方にしか、口にできないような貴重な部位として地位を確率していたのかもしれませんね。
ステーキといえばサーロインと言われるくらい メジャーな部位です。 サーロインという名前はステーキを 食べなくても知っていると思います。 「ステーキの味=サーロイン」 のように思われていますね。 …
赤身肉の特徴
サーロインの肉には赤身肉が含まれてます。黒毛和牛は別ですが、ほかの牛肉のサーロインをみると真赤な赤身肉です。
赤身になる理由があり、筋肉細胞内に酸素を運ぶためのヘモグロビンという物質が多く含まれています。
なので、赤身肉はエネルギー源として大変優れており、ビタミンB群や鉄分、亜鉛などのミネラルも豊富にあるので健康によいとされてます。
誤解のないようにお伝えすると、赤身肉は硬いというイメージがありますが、サーロインにある赤身肉は非常に柔らかいです。
理由は筋肉が適度に動いている部位であること、また良質な飼料を与えて育てられた高級牛が選ばれることから、
良質なプロテインを含んでいるのでいることもあり、適度な噛みごたえがありつつ、肉の柔らかさも兼ね備える部位となります。
脂肪組織の特性
サーロインのもう一つの特徴は脂肪組織です。
通常は背中側にしか脂がないのですが、和牛となると背中の脂のほか、赤身の肉の中に均整良くきめ細かい脂が混ざり合っています。
ご存知だと思いますが、霜降りです。世界で和牛の霜降り肉が評価が高いのは、赤身に中にある脂肪が溶け出すことで口の中で濃厚な旨味を感じるからです。
そして脂肪は肉の柔らかさにも需要な役割を果たしてるんですよね。筋肉繊維間に脂肪が混ざることで加熱したときに、その脂肪が溶け出して筋肉繊維を包み込みます。
霜降り肉が柔らかい秘密がコレだったんですね。
ただ、脂が多すぎると赤身肉の旨味を感じず、脂っこい肉となってしまうので購入する際は気をつけてください。
味わいと食感について
サーロインは質が高い赤身肉と絶妙な霜降り脂肪が絡み合ってるので、一口食べると・・口の中いっぱいに広がる豊かな旨味と肉の柔らかさを感じることができます。
火を通すことで赤身肉からは肉のコクや風味が、脂肪からは甘みが加わることで、口にいれると肉の焼き上がりなどの見た目、香り、味わいを感じることでしょう。
硬すぎず柔らかすぎず、程よい歯ごたえとジューシーさがサーロインにはあるので、一層食事の満足感を高めてくれますね。
サーロインの持つ優れた味わいと食感は、肉好きの私たちを満足させてくれます。
ヒレ(ヘレ)とは
ヒレ(ヘレ)肉は、牛の骨の外側にある肉ではなく内側にある、動かさい部位です。動かさない筋肉部位ですが、肉は柔らかく真赤な赤身肉となります。
主に牛や豚など4本足の動物や家畜にはある部位です。特に牛肉のヒレは、うまみ成分が豊富で肉質が柔らかく、溶けるような食感とジューシーな肉汁が特徴です。
脂も少なく、噛めば噛むほど広がる深い味わいがあるのがヒレ肉の醍醐味です。
ヒレ(ヘレ)肉の赤身肉について
ヒレ(ヘレ)赤身肉に解説しますが、牛ヒレ肉は「赤い」色合いをしてます。
赤色は筋肉内に酸素を供給するためのタンパク質であるミオグロビンの色です。また、赤身肉は脂肪分が少ないのでカロリーも抑えられ、ヘルシー肉を好む方にはピッタリの肉です。
和牛のヒレ肉(黒毛和牛)に関して言うと、通常のヒレ肉は肉の中は霜降りにはならなず赤身となります、ですが、黒毛和牛はヒレのなかにも霜降りになり、加熱すると柔らかいヒレにをさらに柔らかになります。
ただ、ヒレ肉は脂が少ないというイメージなので、好き嫌いは分かれますね。
ヒレ(ヘレ)肉の味わいと食感
ヒレ(ヘレ)の味わいと食感の話をします。
ヒレ(ヘレ)はその柔らかさとシットリとした食感が魅力の赤身肉です。口に入れた瞬間に広がる肉の旨味とジューシーな肉汁は、一度味わったらハマる方が多いですね。
家庭だと牛ヒレ(ヘレ)肉を食べる機会が少ないかもしれませんが、加熱しても柔らかさがあるので、老若男女を問わず多くの人々に愛される部位です。
ヒレ(ヘレ)肉を美味しく食べるには、レアよりよりもミディアム程度に火を入れたほうが肉の質、香り、旨味を感じます。火入れをする際に参考にしてくださいね。
サーロインとヒレのカロリー比較
高級な部位の一つであるサーロインとヒレ(ヘレ)は、ステーキや焼肉の定番で人気です。
でも、味の違いとサーロインとヒレのカロリーにも大きな違いがあるんですよ!栄養面からも知っておいて損はないので解説しておきます。
サーロインのカロリー
サーロインは牛肉の中でも、日本人に最も馴染みがあり人気がある部位です。
なぜ、人気があるのかというと肉として味わい深いのもありますが、脂を含んでいる部位なので洋食だけでなく和食とも好相性だからです。
ただ、脂を含んでいる分カロリーは高めですね。
サーロイン100gあたりのカロリーは250カロリーです。モモ肉やこのあと解説するヒレ肉などと比べ少しカロリーは高めです。
ですが、栄養素に焦点を当てると別の見解もできるんです。
サーロインの脂は、(不飽和脂肪酸を含む)オメガ-3脂肪酸の一種で、心臓疾患や炎症を予防するの良いとされてます。必須アミノ酸も豊富に含むため、良質のたんぱく源にもなります。
筋力の維持や向上に必要なたんぱく質があるので、適度な運動と組み合わせると健康的なライフスタイルにすることができますね。
サーロインと似ている部位にリブアイステーキがあります。気になる方はコチラ御覧ください。
和牛赤身肉専門の肉エビスです。 牛肉の部位として、フィレ肉やサーロインは人気があり有名ですが、アメリカでは『リブアイ』という部位も絶大な指示を得ているステーキ部位の一つです。 日本では馴染みが少ないかもしれませんが、今後 …
ヒレ(ヘレ)のカロリー
ヒレ肉は誰もが知る最高級部位です。一度食べたら病みつきになるほど絶品です。
味わいは鉄板だとしても、カロリーに関してはどうでしょうか?
ヒレ肉100gあたりのカロリーは210カロリーです。
前章のサーロインと比べ低カロリーですが、ヒレ肉は牛に2本しかない希少な部位です。
味わいや食べ安さ、手にとりやすさなどで考えるといいかもしれませんね。
予算が許し、カロリー制限をして良質なタンパク質が欲しいならヒレ(ヘレ)の方がいいでしょう。ヒレ肉にもコレステロール値が下がるといわれる不飽和脂肪酸もあるので、心臓病や炎症の予防にプラスになるでしょう。
調理方法で変わる、肉の魅力
一言に肉といっても色々な特徴がある部位があるので、個性を上手く引き出すことで肉の魅力を感じやすくなります。
肉そのものの良し悪しは最低限のラインだとして、調理方法を何を選択するかで肉の味わいが劇的に変わるので、レパートリーは広げておきたいですよね。
サーロイン肉の部位にあった調理方法を解説するので楽しみこの先をお読みください。
焼き方が引き立てる、肉の美味しさ
グリルやフライパンで焼くと手軽にサーロインが食べることができます。
肉によく焼き色をしっかり付けないといけない!といわれますが、肉の表面を焼くことで、焼色がつきますがメイラード反応によるものです。
香ばしく焼くことで肉に香ばしい風味をつけ、表面を焼き固めることで肉汁を閉じ込めて固くなりがちな肉を柔らかくすることができます。
あくまでも、サーロインの肉の厚さがある場合で、肉の厚さが2センチに満たない場合は、下記に記した焼肉に準じた焼き方のほうが美味しく食べれるのでオススメです。
焼肉のような薄切りでサーロインを食す場合は、片面だけしっかり火を入れてひっくり返したらサッと火を通すくらいが美味しく食べることができます。
タレは脂を含んでいるので甘めの味付けの方がよく合います。ご飯とも好相性なので脂身が適度にあるサーロインはベストな組み合わせなんですよね。
具体的な調理法とポイント
ニンニクの塊とオリーブオイルを用いた、ステーキの基本的な調理法をご紹介します。
フライパンにオリーブオイルをひいて潰したニンニクを焦げないように炒めて香りを出します。
ニンニクを一度取り出し、肉を両面とも高温で短時間焼き、内部の旨みを閉じ込めます。※肉の厚さに注意
上手に焼くためのコツは少し手前の火入れを意識することです。レアで止めてミディアム・レアになるようなイメージ。
焼き上がってスグに食べないで少し肉を休ませます。その間に炒めて火の入ったニンニクをフォークで潰し、レモン汁、オリーブオイルを加え、最後に黒胡椒をいれてソースにします。
肉汁が出てると思うので、出来たソースの中にいれてください。
こうすることで肉の旨味を100%生かしたステーキソースが出来上がります。
チャレンジしてみてください。
選ぶべきはどちら?食事のシーン別選択ガイド
肉は人々の食生活に欠かせない食品です。豊かなたんぱく質とビタミン、鉄分といった栄養素を供給してくれます。
同じ肉でも種類や部位は驚くほど多岐に渡ります。食事のシーンによって選ぶ肉が変わると思うので、解説と肉を選ぶためのガイドラインをご提案しますね。
デートや特別な日におすすめの肉
デートや特別な日の食事は印象を残したいものですよね。
そこでおすすめなのが、特別感を演出できるステーキや高級焼肉です。
産地や品種にこだわり、一般では中々食べる機会のない、和牛肉のステーキは特別な日の食事として最高です。予算が許すなら、肉の豪快さを感じさせる塊肉は、一緒にいる人とのコミュニケーションを弾ませますよね。
一般の焼肉と違い高級な焼肉は和牛のステーキとは異なる演出をすることができます。眼の前で焼かれる高級肉を話題にして、デートや特別な日にはパートナーの心を満たします。
ちなみにデートや接待などで、肉が筆頭です。
接待では「美味しい和牛肉をだすお店があるのですが、ご一緒にいかがですか?」とか「赤身が美味しい店を見つけたので、ぜひ行きましょう」など、相手の興味を引きやすいのも牛肉の特徴です。
とくにサーロインやヒレ肉が置いてあるお店は、特別感もあるので印象に残ること間違いなしです。都内では話題になっている羊肉やジビエ肉も肉として魅力ですが、好き嫌いが分かれてしまうこと、価格の価値が伝わりづらいことがあります。
その点、牛肉は嫌いな人を見つけるほうが難しく、かつ高級感もあるので外食と相性がいいです。
サーロイン専門店の特徴
サーロインは最も有名な牛肉の部位です。
店によって肉の美味しさを最大限に引き出す方が異なりますが、どこの専門店も匠の技術が活きた一品一品を提供して肉好きのグルメを驚かせてます。
サーロイン専門店の魅力は厳選された和牛です。通常の肉屋ではみられないような上質で特別なサーロインを揃えています。
また、専門店なので肉の部位に関する知識も長けているので、相談しながら食べ比べもできるので新たな発見があると思います。
素材としてもサーロインのこだわりも凄いと思いますが、それぞれ力をいれてるのは独自の調理方法です。和牛のサーロインは高額なだけではなく焼き方で大きく味が左右する繊細な食材です。
素材を見てから、火の入れ方、寝かし方、味付けのタイミング・・・など、シンプルに見えるかもしれませんが、じつは相当奥深く追求しています。一度は訪れたい最高の店ですね。
ヒレ(ヘレ)専門店の特徴
ヒレ専門店でも、一般的なスーパーでは手に入らない上質なヒレ肉が手に入りてウリにしてます。
ヒレ肉は誰もが知る超高級部位なので、希少価値だけでなく味わいが好きな方からは絶大な人気があります。
ちなみに和牛でいうところのA5、A4ランクのヒレ肉よりも、銘柄牛として厳しい審査を通った一級品のA5やA4ランクのヒレ肉は同じランクでも群を抜いて素晴らしい肉が多いです。
ヒレ肉を専門的に扱うお店では、このような上質の和牛肉が置いてあります。
ヒレ肉はサーロインと比べ、肉への火の入れ方が難しい食材です。なので、肉質の高さを引き立てるような調理テクニックを駆使して、メニューにいれてます。
なかには、自家製の調味料やソースなどで好みの味付けにできるようにしてる店もあります。
牛ヒレといっても一言で表せないほど、奥深い食材なのですね。
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まとめ
サーロインとヒレ(ヘレ)肉の話を解説しました。
サーロインがどういう調理方法がよくて、ヒレ(ヘレ)肉の希少さなどが知ることが出来たと思います。
サーロインは赤身肉ブームということもあり、敬遠される方もいますが肉の味わい風味は一級品です。ただ、背中の脂の処理をどのようにするのかで好みが分かれてしまうでしょう。
ヒレ肉はサーロインほどの肉量がないこと、1頭あたり2本しかないこともあり高級肉となってしまいます。
ヒレ肉のところで解説しましたが、肉の中でも内蔵に近い部位のため、外国産の穀物飼育を過剰にしてる安いヒレ肉を食べると、肉はかなり臭いです。
話題のグラスフェッドとグレインフェッドの記事があるので、知りたい方は読んでみてください。
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