ステーキを美味しく食べるなら
何の塩を、どのくらい使うか?
塩のさじ加減によって
味わいが大きく変わるステーキ
肉をただ焼くだけでは
美味しく食べることはできません。
こんな経験はありませんか?
せっかく奮発して買ってきた高級な牛肉
自宅で焼いて食べてもなんだか物足りない?
肉の火入れも完璧で
ソースとの相性もいいはずなんだけど・・・
肉を焼いて食べるときに大切なポイントは
「塩選び」
これがかなり重要です。
食卓塩を振りかけるのではなく、
塩にこだわることで香ばしいステーキの
旨味が3〜5倍以上もアップ!
口の中でジュワ〜っと肉汁と塩が混じり合い
たまらない至福のときを味わえます。
ぜひこの機会にあなたも
塩の使い方をマスターしてくださいね。
当店でお出ししている和牛 赤身肉ステーキ
「塩が多すぎませんか!?」
と問い合わせのお電話がありました。
お店のインスタグラムにある
肉の写真を見て不安になったそうです。
赤身肉ステーキの上に
がっつりのっている塩
「あんな大量にのせて
しょっぱくないんですか!?」
初めての方はそう思うかもしれません。
ですが、
実際に食べてみると塩辛くは感じません。
むしろ1度味わうと
あの塩じゃないと物足りない!
と思うほどに肉汁と混じり合う
感覚がクセになります。
今お伝えしながらも
唾液がジュワ、と溢れ出て
たまらなくなってきました~!
ステーキに合わせるなら大粒塩
お薦めするのが
天日干された『海塩』です。
「海の塩?それって普通じゃん」と
お客様につぶやかれた時、
食卓塩とはぜんぜん違うんです!
ちょっと聞いてください!!
と思わず身を乗り出してしまった
ことも・・・
使っているのは
フランスのブルターニュ地方
ゲランドの塩
フルールドセル (fleur de sel)
海水を平らな場所にある塩田まで引き込み
太陽と自然の風だけを利用して蒸発、
濃縮させるとやがてジワジワと塩の結晶が
表面に浮かび上がってきます。
雨の多い日本では施設がないと難しいですが
ゲランドでは2000年以上も同じ場所と製法で
塩職人(パリュディエ)
がすべて手作業で造っています。
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ATJ参照
機械化が進む中で
伝統的で不純物のないゲランドの塩は
貴重で高価。
星付きの高級レストランや
美食家たちに愛用されています。
そしてよく聞かれますが、
これが
岩塩ではダメなんです!
岩塩は古代の海水が
地層化したもので何千億年の間に
ミネラル分は流れ出てしまっています。
成分が変化しているため塩分が強くて
しょっぱいと感じるほか
口の中で溶け出すまでに時間がかかります。
これでは焼きあがって直ぐの
シットリとした肉との相性が良くありません。
シェフが長年の経験から
厳選したゲランドの塩は決して主張せず、
肉の味をギュッと引き立てる
最高の立役者です。
シェフの解説によると、
<その1>
ひと口目で塩を感じて
ワーッと溢れ出す唾液、
<その2>
赤身肉を噛みしめるたびに
口の中いっぱいに広がる肉汁、
<その3>
それらすべてを
赤ワインで一気に流し込む!
↑↑
この一連の流れが
このうえなく上手な食べ方だ、と
豪語しています。
この3段階で押し寄せる
美味しさのビッグウェ~ブ
イメージできますか?
肉を味わうには最高の組み合わせです 。
美味しさの黄金比率
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