こんにちは
恵比寿のクニオミ
ヨザワです
携帯さえあれば
牛についてかなり詳しく調べる方法があります。
・牛の種類、性別
・生年月日や飼育場所、
・生産者名や母牛・・・
日本では和牛と国産牛は
耳につけられたタグに記載された番号によって
牛が一頭づつ管理されています。
『牛の個体識別情報検索サービス』
というサイトを検索して
タグに書かれている
【10ケタ】の番号を入力します。
こうすればカンタンに
管理されている牛の
詳細を調べることができます。
日本国内で飼育されて流通されているすべての牛のことが
一目瞭然で知ることができるのです。
黒毛和牛って、赤身の美味しいあか毛和牛だって
赤身が強く噛み応えのある短角牛だって
すべて調べることができます。
個体別に細かく違うので
ブランド牛になると
その内容は秘匿性が高いものを含みます。
一般には知り得なかった情報を
今では瞬時にインターネットで
検索できるので、スゴイ時代です。
この方法で
スーパーでパック詰めされて
並んでいる牛肉でも検索ができます。
容器に貼られているラベル
バーコードの上あたりに
《牛個体識別番号》
番号が書かれています。
先ほどと同じ手順で検索できます。
例えば『九州産 黒毛和牛』と
おおざっぱに書かれて
売られている焼肉用の牛肉でも
番号で検索してみると
・佐賀県産で唐津市で育てられた。
・黒毛和牛の雄(去勢牛)
いろいろ特定できます。
こうして調べてみると
すべて同じように見えてしまう
・畜舎のいる牛も
・スーパーに並んでいる牛肉も
甚大な手間を通して育てられ
精肉までのルートを辿っていることを
実感できます。
流通システムの凄さに驚きますが
それだけの和牛肉を消費している
日本人は牛肉が本当に好きなんだなと
感じました。
その分どの肉質が美味しいのかまで
分かるシステムなどがあればもっといいのに…と
思っているのは私だけでしょうか?
この記事をお読みのあなたも機会があれば
どんなものか是非お試しください。
店長与沢
追伸
このシステムは2001年に発生した
牛海綿状脳症(BSE)以降、
まん延防止のため農林水産省令より
個体ごとの一元管理が義務付けられて
いるそうです。
誰でもインターネットで追跡できる
管理システムとして出生からト殺までの全てを
明確にしていて海外でも評価されています。
当店で使っている赤身肉はすべて国産です。
なので、どこの誰が育ててどんな状態なのか
一目で分かります。
外国産の牛と比べて生産者の顔、育った環境などが
分かると和牛に美味しさに感謝しなければと
思っています。
日本の誠実さ勤勉さはすごいです。